壁一面に並ぶたくさんの書籍をひとつひとつ見回して歩く。
恋愛 冒険 感動 サスペンス 魔法に化学
本は異世界への扉であり、窓である。
私の知らない世界を、常識を見せてくれる。
たくさんの想いを私の中に溢れさせてくれる。
様々なことを思考して、想像して、
私の世界を広げてくれる。
手を伸ばし1冊抜き取り表紙をなでた。
そして元に戻して隣のたなへ。
この中にきっとある。
私が読むべき物語が。
私を成長させ、膨らませ、広げる。そんな扉がこのどこかに。
棚を撫で、ひとつひとつ眺め歩く
あぁ、楽しみだなぁ
次はどんな世界に出会えるのか
沸き上がる気持ちのままに私はゆっくり歩き続ける
大切な1冊に巡り会うために。