おはなしの森

日々を過ごし感じること、思い浮かぶこと。世界はたくさんの物語で溢れている。

お昼寝

 

青く透き通るお空からサンサンと太陽が降り注ぐ

 

ベランダの窓を開けて、その太陽を家の中へと招き入れた。

照らされている畳の上に寝そべり、大きく深呼吸をひとつ。

 

視界に広がるのは、綺麗な青と

ゆるりと移動していく白い雲たち

 

 

どこからが聞こえる、鳥たちの囀りと

遠くから聞こえる、子供達の笑い声

 

太陽に光に包まれたからだは、じんわりと暖められていき、ゆっくりと瞼が閉じていく

 

落ちていく意識の中ふと、「幸せだなぁ」と思った。
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