おはなしの森

日々を過ごし感じること、思い浮かぶこと。世界はたくさんの物語で溢れている。

私だけの大切な

 

 

順位をつけるのが苦手だった。

 

大切なもの

 

すきなもの

 

おきにいり

 

私の中にそれは沢山あって、世界にもそれは溢れかえるほど沢山あるのに

みんなが言う

 

「どれが1番いい?」

 

と。

 

1番ってなんだろう。

何にでも、いい所と悪いところがあるのに。

どうやって1番を決めてるんだろう?

私は全部好きだけどな。

全部好きじゃダメなのかな。

 

 

人は優劣をつけたがるもので、

何かにおいて競うのが好きで

順番をつけたがる

 

 

誰かが言った。

【お前は甘い。現実を舐めてる。】

 

誰かが呆れた。

【競争心が無さすぎる。上を目指そうとは思わないの?】

 

誰かが怒った。

【いい子ちゃんぶるな。八方美人かよ。】

 

誰かが哀れんだ。

【君は執着心が無さすぎる。人として何か欠けてるみたいだ】

 

 

わからない。

わからない。

わからない。

 

 

楽しいだけじゃダメなのかな?

みんな優しいね。暖かいねって

それじゃあダメなの?

たった一度きりの人生なのに。

 

人生は辛く苦しい

 

 

それって一体誰が決めたんだろう?

 

楽しく幸せでのほほんとお気楽気分で

 

それの一体どこがいけないことなんだろう?

 

 

たった一度の人生だよ?

 

自分だけの、自分のための人生だ。

 

 

なんでその生き方を他人にアレコレ指図されなきゃいけないの?

 

そんな狭い中に無理やり収まろうとするから辛くて苦しいんじゃないのかなぁ?

 

飛び出してみればいいのに。

きっと自分が思っているよりも簡単にソレは壊れる。

 

考え方ひとつ。

捉え方ひとつ。

 

少し視点を変えるだけでもきっと違う。

 

助けてくれる人は思ったより周りにいてくれて

手を伸ばせば意外と誰かが手を取ってくれるもの。

 

 

踏み出すその1歩はきっととてつもなく怖いかもしれないけれど、踏み出しちゃえば案外なんともないかも。

 

自分だけのものだよ人生は。

どう生きるかも、どうあるのかも。

全部、全部、自分で決めていい。

 

 

 

だから、わたしはこれでいい。